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へいわとせんそう(ばらぐみ)
2023-08-02
クラスで、平和についてお話をしました。
『へいわとせんそう』という絵本を読むと、よく見て聞いていた子ども達。
平和の時と戦争の時についてわかりやすく描かれているのですが、『せんそうのどうぐ』という言葉と共に銃が出てきます。
子ども達は「ピストルだ」「バンバンだ」と口々につぶやきました。男の子の多いクラスで、ブロック等で銃を作る子が多かったのでこのシーンも印象強いことがよくわかりました。今まではかっこよくて魅力的と思っていたものが、人を傷付ける怖いものと知った子ども達。
「バンバンすると血が出ちゃう」「死んじゃう」と言って銃の怖さを感じている様子でした。
絵本を読み終わると、自分が思ったことを口々に伝える子ども達。
「お家が壊れてた」「木が枯れてた」「火がついて燃えちゃったのかな?」という言葉に「消防車を呼べばいいんじゃない?」という子もいました。
「消防車を呼んでも消えないくらいの火なんだって」と伝えると深刻そうな表情をしていました。
「みんなが喧嘩をしたときはパンチしたり、バンってやったりする?」と聞くと「しちゃだめ」「だって痛いもん」と子ども達。
「お口で言う!」と言う子がいたので、「嫌なことや怒れたときはお口でお話するんだよね」とクラスで確認し合いました。
「そうするとみんな仲良しでいられるよ、それが平和っていうんだよ」と伝えました。
小さな子ども達ですが、平和と戦争について少し感じるものがあった様子でした。
今、世界では色々な所で紛争が起き、ウクライナでの戦争も止まることを知りません。
8月15日は終戦記念日です。お家でもお子さんと一緒に平和とは何か、戦争とは何かお話ししてみてくださいね。